norenです:)
さてさて、つぶやきコーナー第8回をやります。
このコーナーでは、僕がテニスについて感じている
- 他愛もない話
- ちょっとしたこと
- もしかしたら役立つかも知れない微妙な話
なんかを
「徒然なるままに」「思いつきで」「不定期に」書き綴っていきます。
話題は前回の【テニスの人間関係】悩みが生まれる原因その①:「無理をする」に続いて、
テニスの人間関係の悩みって、全部ココが根本じゃね?
っていうnoren的考察。
前回は
「自分が無理をしないといけない人と、無理に付き合いを続ける必要はないよ」
って話をしました。
今回の結論も先に言ってしまいましょう。
noren
目次
「濃い付き合い」を「たくさんの場所で」実現するのは難しい
ちょっと聞いてみたいんですが、
みなさんテニスの交友関係をどのくらい広く持ってますか??
1つの場所でずっと続けてるよ
という方もいれば、
スクールに通いつつ、3つ4つサークルに顔を出してます
なんて方もいらっしゃると思います。
なんでそんなこと聞くかっていうと、人間関係を「広く深く」しようとすることは、人間関係の悩みのもとになるからです。
交友関係を広げれば広げるほど、付き合いは浅くなってしまうものです。
でも、それは自然なこと。
全部の関係を無理に深くしようとしても、良い結果が生まれないことがほとんどです。(僕の体験も後述します)
決して「色んな場所で色んな人と触れ合うのがダメだ」ということではありません。
前回のお話とちょっと重なりますが、あくまで
「自分の無理がないように行動することで悩みは生まれにくい」
というのを意識するのが吉です。
「ダンバー数」は上限であって、実際は人それぞれ
「友達が多い=良い」「友達が少ない=悪い」
みたいな風潮をまともに受けてはいけない。
自分のことを理解して、自分が無理なく心地良く過ごせる環境をつくることに専念したほうが絶対に幸せです。
色んな人とつながれるのはテニスの醍醐味
テニスをやっていると、
サークルに加入する
↓
そこで特に親しい人ができる
↓
その人が行っている別のサークルを紹介される
↓
そのサークルにも参加するようになる
↓
そこでまた親しい人ができる
↓
また別のサークルを紹介される
↓
そのサークルにも参加するようになる
のような感じで、顔を出すコミュニティがどんどん増えていくことがあります。
そうやって色んな人と触れ合えるのはテニス(スポーツ)の醍醐味ですよね。
テニスをしてなかったら会うことも話すことも無かった人たちと、会って会話ができる。
それは素晴らしいことで、「テニスっていいな」と感じる瞬間です。
本当に親しくできるのは15人まで
一方で、こんな学説があります。
「ダンバー数」ってご存知ですか?
イギリスの人類学者ロビン・ダンバーによって提唱されたもので、その研究では人間関係が階層分けされています。
- 第0階層:~5人
非常時に駆けつけてくれる、家族やとても親密な友人 - 第1階層:~15人
月に1度会うような仲の良い友人 - 第2階層:~50人
距離のある友人 - 第3階層:~150人
交友関係を維持できる限界
「親友」「仲の良い友達」として付き合えるのは、せいぜい15人ってことですよ。
それ以上になると、ある程度の距離感を持って関係を続けていかないと無理があるんです。
テニスをしていると自然と知り合いの人数が増えていきやすいからこそ、この「距離感」はちゃんと自分で管理していく必要があるなって感じます。
自分が心地良いと感じる距離感を大切にする
僕自身がすごく思うのは
「心地良い」と感じる交友関係の広さは人それぞれ違う
ってことです。
僕はけっこう1人が好きで、友達は少ないほうです。
正直ベースでざっくり言うと、今の僕は
- 第0階層(親密な関係)
→2人(家族を除く) - 第1階層(仲の良い友人)
→6人 - 第2階層(距離のある友人)
→30人くらい - 第3階層(知人)
→50人くらい
ってとこでしょうか。
以前はもう少し多い時期もあったんですがね。
でも、「自分が無理してるな」って場所からは離れたり、いざこざがあって連絡を取らなくなった人たちもいたり、単に自然と距離が離れていった関係もあったり。
そんなこんなで、人間関係はわりと断捨離してきた感があります。
その結果、今ではキュッとコンパクトになりました笑。
でも、僕はそれで良いんです。
友達が何人いるから良いとか、そんなことは考えなくなりましたね。
自分を大切にしてくれる人は大切にしたいし、
自分が大切に思っている人は大切にしたい。
その他大勢の人たち(テニス仲間含め)とは距離があっても気にせず、ほどよく付き合う。
特定のつながりは持ちつつ、1人の時間を使って色んな人との一期一会を楽しむ。
そんな身軽な生き方のほうが、楽しくて自分には合っているんです。
複数のコミュニティで「主役」にはなれない
僕がいくつものサークルに頻繁に顔を出していた頃の話をご紹介します。
何も考えず、いろんな場所で深い関係を築こうとして失敗した話です。
二足の草鞋
僕の地元では、一般の人たちがチームを作って参加できて、年間を通して昇格/残留/降格を賭けて戦う「団体戦のリーグ」があります。
noren
まずは社会人になりたての頃、いつも一緒に練習する面々がいました。
それを「サークルA」としましょう。
そこで僕は初期メンバーとして仲良くやっていました。
この時、サークルAはまだ団体戦リーグに入っていません。
その後、あるきっかけで参加し始めた「サークルB」。
そこでも仲の良い関係ができていって、よく顔を出すようになります。
このサークルBはリーグに参加していて、特に所属が無かった僕は「一緒にやろう」と誘われました。
「団体戦なんて面白そうだ」と思った僕は、加入することにしたんです。
犬猿の仲
このサークルAとサークルBは、もともと主催者同士が知り合いでした。
初めは合同で練習することもあったくらいですが、ある時からその主催者同士の仲が劇的に悪化。
理由は今でもよく分かってませんが、性格なのか何なのか、反りが合わなくなったんでしょう。
そんな中、サークルAのメンバーで「うちも団体戦に参加しよう」という話が出ます。
生え抜きメンバーの僕は主要キャラだったため、当然加入が前提に。
でも、既にBのチームに入っている。
「どうしたもんか」と考えた結果、Bのメンバーに話をつけて理解してもらって、Aのチームに移籍しました。
これをきっかけにして、Bの主催者は僕に対して邪険に接するようになってしまったんです。
人間的にも実力的にもA・B双方から手を引かれていたがために、どちらも大事にしようとし過ぎて立ち回り切れなくなったように思います。
noren
流言飛語
同じ頃、別件ですがサークルA内でも謂れのない変な陰口をされていると知ることになります。
その発端は、ある紹介からサークルCに行き始めたこと。
僕はしばらく、そこがメインの練習場所になっていた時期がありました。
そこに、サークルAの主催者と仲の良い人物が何度かゲスト参加。
僕もその人とはもとから知り合いで、久々に会って楽しくテニスができたんですが…
「僕がサークルCでしょっちゅう練習している」というのを、その人がサークルAに話したようなんです。
それから、僕の知らない間にサークルAの中で変な噂話が広がっていました。
「なんでそーなるの???」
みたいな話を、本人に直接言ってこずに陰で勝手に広められるって、気分の良いもんじゃないですよね。
それが分かってからは、知人に遭遇する可能性のないマイナーな場所を探してテニスをしたりもしてました。
noren
こんなふうに、僕は各所でほろ苦い思いをしました。
もー、色々めんどくせっ!!
って思いましたね。。
テニスの世間は狭くて、地元にいる限りどこへ行っても「知り合い」か「知り合いと繋がってる人」がいるイメージですね。
それはけっこうめんどいものだなと感じます。
正直、今はテニスにおいては地元という場所に行きたくなくなりました。
引越してからも、テニスをしにちょくちょく地元に帰ってた時期もあったんですが、今はほとんど帰ってないです笑
今住んでいるところで試合に出たり、そこで知り合った人とテニスをしたりしてます。
まぁ、今後自分の興味がどう向いていくかによって行く場所も変わっていくとは思いますが、とにかく
交友関係を広げてたくさんの人と接するなら、ほどほどの距離感を保っておいたほうが上手くいくよな
っていうのを身をもって感じましたね。
まとめ
さて、前回に続いて「人間関係の悩みの原因」についてお伝えしました。
簡単に話をまとめておきます。
- あちこちで濃密な交友関係を築こうとするのはリスクを伴うよ
- 人間関係を広げていくなら、それぞれの「距離感」を気にしておこうね
- 友達の数という「数字」よりも、自分が生きやすい道という「価値観」を大切にね
「みんなもっと友達を減らそうぜ!」
みたいなことを言いたいわけじゃないです。
でも、友達やテニス仲間が増えすぎると「自分の時間」がすごく少なくなるんですよね。
人との交流は大事ではあるけど、やっぱり1人で活動する時間も同じくらい、いやそれ以上に大事だと、個人的には思います。
それがあるからこそ自分と向き合うことができるし、自分の考えを深めることができる。
それによって、自分が本当に大切にしたい関係が浮かび上がって見えてきます。
人のありがたみも、ハッキリと感じ取ることができます。
僕の周りでも、いつ何時も友達と繋がりたがる人ほど余裕が無いように見えます。
人間関係で息詰まりを感じたら、それは自分に合った「距離感」や「付き合いの数」から外れちゃってるよ~ってサインかも知れませんね。
みなさんのテニスの人間関係に少しでも役立てば幸いです。
それじゃあ、今回はここまでです:)
また来てね