テニスを続けていくと起こる「良いコト」集

テニスを長い年月続けてきて、ふとした瞬間に気がつくことがあります。

それは

noren

テニスって、やってるとイイ事ありすぎじゃね??

です。

ほら、テニスってのめり込んでいくといつの間にか迷走することがあるじゃないですか。

  • ショットがなかなか上手くならずにもがいたり…
  • 試合に出ては負けが続いて気分が落ち込んだり…
  • 人間関係で嫌な思いをしてやる気を無くしなり…

そういうことに悶々と悩まされているうちに、「テニスやってて良かった~」っていう「良い面」を忘れちゃうんですよね。

テニスを始めた頃は夢中で楽しめてたけど、気づいたら嫌なこと、辛いことのほうが多くなってた…

なんて感じてる人も多いはず。

そこで今回は、ついつい忘れがちな「テニスしてると起こるイイ事たち」を総ざらいしてみようかと。

メンタル面にもプラスに働くような内容なので、ちょっと一緒におさらいしてきませんか?

noren

たまにはこういうところに立ち返るのも大事だよ

1.全身を動かすことで心がスッキリする

何をおいても、やっぱりコレが一番の原点な気がします。

迷子になったら、まず最初にココに帰ってきましょう。

身体を動かす。ボールを打つ。

ただそれだけで気持ちが良いんですよね。

運動習慣が精神の安定(鬱になりにくい)とか人生の幸福度に貢献するというのは、科学的にも証明されているようです。

noren

単純に、体を動かすとスッキリするよね

仕事やら何やらでストレスがたまったときも、コートに立ってただ走り回ってボールを追いかけまわしてる間は、無心になれます。

そうやって

「人生において別に絶対必要ってわけじゃないコトに夢中になれる」

っていうのは、すごく贅沢な時間というか過ごし方でイイなと僕は感じます。

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2.人間力(社会性)が高まる

テニスには、「人との出会い」が何度もあります。

noren

オレは一生壁打ちオンリーで過ごすぜィ

っていう考えじゃない限り、必ずどこかのコミュニティに参加しますよね。

やっぱり、狭い世界で生きるよりも色んなタイプの人と接した経験があるほうが、対人関係に強くなれると実感します。

世の中、ほんとに色んな人がいます。

元々の仲間からの紹介だったり、試合会場で声をかけたりかけられたり、テニスオフで自分から「初めまして」の場所に参加したりして、たくさんの人と出会ってきました。

そうすると、

  • 人から好かれる・嫌われる接し方
  • 自分と合う人・コミュニティ

みたいなことがだんだん分かってくるんですよね。

undesirable advice 【効果絶大】人から嫌われることができる「アドバイスのしかた」

みんなに好かれようとする必要は無い

という一方、

色んなタイプの人とある程度上手くやっていけるチカラはあると生きやすいな

と感じてます。

あくまで個人的な思いですが、

「キミに会えてよかった」と思ってもらえる「人間力」

を大切にしたいなというのもありますね。

「自分が大切にしたいと思える人たち」と良い関係を築くためにも。

そういう「社会性」の部分も、テニスを続けていくとだんだん磨かれていくもの。

「やってて良かったな」と思える大きなポイントです。

noren

ま、付きあいたい人たちと付きあって楽しく生きればいいよね

3.行動力が上がる

「テニスをする」ということは、「家の外に飛び出してアクションを起こす」ということ。

それ自体がもう、ひとつの「行動力」です。

もちろん、インドアで楽しめることもたくさんあるし、有意義に過ごすことはできます。

でも、外に出ないと「見られない景色」「体験できないこと」「出会えない人」が多く存在していることも間違いありません。

「ふと寄り道した先で思いがけない体験に出会える」のようなことだって、少なくないです。

noren

そういう意味では、たまにはいつもと違う人たちとテニスを楽しむのもVERY GOODネ

さらにもうひとつ。

テニスは奥が深いぶん簡単に上達することはできないスポーツですよね。

そのぶん、無意識、有意識、また意識の強い弱いの個人差はあれど

「PDCAサイクルを回す」

ことになります。

PDCAサイクル
P(Plan)
=「こういうショットを打とう」
D(Do)
=実際に打つ
C(Check)
=「思いどおり打てたかしら」
A(Action)
=「もうちょっとこうしたほうがいいかな」

noren

テニスをある程度続けていったら、自然とこうなるよね

「簡単にはできないことにチャレンジする」なんて、よく考えたら立派な「行動力」じゃないですか。

行動とかチャレンジのスケールの大小なんてどうでもよくて、

「自分の意志でひとつのスポーツと向き合ってる」

って事実を認識するだけでも、なんか前向きになれそうですよね。

テニスは頭も身体もめちゃくちゃ使うので、バランスよく「行動力」が磨かれていく感覚があります。

4.体力・筋力がついて健康体でいられる

人間、健康が一番。

大人になって色んなことを知っていくほどに、このことがいかに真実であるかが分かってきますね。

まず自分が健康でないと、何をやろうにも楽しめません。。

僕のテニスの知り合いには40代、50代、60代も大勢いますが…

やっぱり、スポーツをしてない同年代の人たちと比べて元気な人、若々しい人、健康的な人が多いんですよね。

そういう人たちを見ていると、「テニス(スポーツ)ってすごいな」と思います。

テニスでは全身に負荷がかかることで、筋肉量、筋持久力、肺活量なんかの維持・向上ができます。

そのため、僕の実感としても

テニスのお陰でずっと心身ともに健康体を維持してこられた

というのがありますね。

5.判断力(決断力)が向上する

「人生は決断の連続」って言われますよね。

それは、テニスでも言えること。

いつ、どこへ、誰とテニスしに行くか。

どんな練習をするか。

どの位置で、どのタイミングで、どんな体勢でショットを打つか。

どのショットを武器に戦うか。

自分が強化すべきポイントはどこか。

ペアに任せるか、自分が対処するか。

相手に勝つにはどうすれば良いか。

こういう色んな種類の判断(決断)をしていくことになるので、

  • 判断(決断)するチカラ
  • 判断(決断)するスピード

がちょっとずつ鍛えられます。

noren

これって、けっこう日常のあらゆる場面に活きてるなって感じるよ

基本的に、人間にとって「決断」はすごく面倒で、エネルギーを割く行為なんだそうです。

たとえばデートとか友人との遊びとかでも、「どこに行くか」「何をするか」なんていう「決断」を相手に委ねっぱなしの身分はラクじゃないですか。

だからこそ、相手のためにそういう決断をすすんでできる人は魅力的に見られるのも、きっとそのためですね。

6.忍耐力(持久力)が向上する

「やりきる力」って言い換えてもいいかも知れません。

これは、特に草トーナメントとかの「本番」を経験していくとより鍛えられる部分です。

試合会場という「非日常的な場所」に行って「知らない人と勝ち負けを争う」って、なかなか精神力を消耗するんですよね。

そんな中、試合が始まってしまえば勝敗に関わらず1試合を戦いきらないといけません。

勝ち進めば、当然こなす試合数も増えていきます。

つまり…
「体力」「精神力」の両方を長時間持続させるトレーニングになる

noren

クソ暑い夏場に、初戦から競りまくっちゃったときの消耗はハンパないよね

本試合でなくても、

  • ふだんのゲーム練習
  • 振り回しなどの反復練習

なんかでも、コンディションとか練習量によっては強い負荷がかかりますよね。

もっと言えば、1回のラリーでも「ミスせずポイントを取り切ろう」と思うと我慢強さが必要になってきます。

こういった類の「頑張り」って、ふだんの生活の中で経験することはまずありません。

それだけ、仮想の「テニスをしてなかった自分」と比べたら、ものすごい能力の差がついているはずです。

さてと、このへんからはサラっといきましょう。

7.集中力が向上する

テニスって、思いどおりにショットを打とうとすると「集中力」は欠かせません。

ゲームで思いどおりに動きたいときもそうです。

特に、トーナメントに出場したときに「本番特有のピリピリした集中力」が出てくる感覚が、僕はすごく好きですね。

個人的に一番大きいなと思うのが、ひとつ前のタイトル「忍耐力」との掛け合わせで

「集中力を長時間持続できるチカラ」

が上がるってことです。

noren

何をやるにも役立つ優れモノだね

8.空間認知能力が向上する

テニスはタテ・ヨコ・高さを使った立体的なスポーツ。

ショットを打つときも、

  • ボールの動き
  • ボールと自分の位置関係
  • 相手と自分の位置関係

といったものを目で見たり頭の中で想像したりしながら動くじゃないですか。

それで、ものごとを三次元的に理解する能力が鍛えられるんですね。

この「空間認知能力」って、意外と日常でも役立ちます。

たとえば、仕事で「何がどの位置にあるか」を頭の中でイメージしながらテキパキと効率の良い動きができるなと、つい先日何となく感じましたね。

ほかにも、想像力を働かせることで視野を広げて、相手や周囲のことを考えた行動を取れたりします。

9.瞬発力が向上する

テニスは「瞬時に判断して瞬時に動く」の連続ですよね。

それだけ、脳ミソと身体の両方の瞬発力が鍛えられます。

これが一番役立つ場面というと、「咄嗟の危機回避」でしょう。

たとえば、車を運転していて突然ほかの車が割り込んできたときに、すぐさま減速して追突を避けるとかですね。

大事なものを落としそうになったときのナイスキャッチ率も若干アップします。。

noren

サスケのショットガンタッチやってみたい…

10.動体視力が向上する

速いボールの動きに目を凝らす場面が多いので、動体視力のトレーニングにもなりますね。

テニスで言えば、上手な人のプレーを観察・分析したいときに動きを目で追いやすいというのがあります。

imitating good players テニスが上手な人を真似して上達したい人が聞いてはいけない「世間の常識」

それと、瞬発力と同じく危険を回避するときにも役立ちます。

蚊の撃墜率も若干アップします。。

関連記事

今回は、テニスを続けていくメリットをおさらいしてみました。

色んな能力が鍛えられて、テニス自体にも当然役立つし、それ以外のシーンでも活きてくるのが体感できますね。

noren

テニスやってて良かったーってほんと思うよ

「○○するメリット」つながりで、以前書いた「シングルスに挑戦するメリット」の記事リンクも貼っときますね。

cray court シングルスに挑戦しない人が思った以上に多くてもったいな過ぎるお話

それと、「迷走し出したときの知恵」つながりで、「スランプに陥ったらテニスから離れろ」という記事もオススメです。

スランプに陥ったら思い切ってテニスをやめろ

興味があれば覗いてみてください。

今回はここまで!

またきてね;)

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