【サーブでトスが安定しない】「5つのタイプ」別の練習法

toss for service

「サーブの良し悪しはトスで70%決まる」

テニスをする人なら一度は耳にしたことがあると思います。

…それは分かってる。

頭では分かっているのに、

  • トスが思ったところに上がらない…
  • 何回も上げなおして打つからリズムが悪すぎ…
  • トスに気を取られて肝心のインパクトがばらばら…

そんなふうに悩んでいる方をよく見かけます。

トスって、コツが分からないと全然安定する気がしないですよね。

「たまに良い時があっても、一度気になり始めるともうダメ…」

という気持ち、分かります。

でも大丈夫、安心してください。

原因はシンプルなところにあるので、改善するのはさほど難しくないです。

今回は、

「トスが不安定な人に多い特徴は何?」

という視点で、その改善のしかたを解説していきます。

5つのタイプをご紹介しますが、僕の経験上

必ずどれかに当てはまっているはずです。

noren

あ、自分はこれだ!

というのを特定した上でその対策法を実践すれば、トスを安定させる感覚が身につくはずですよ。

記事内で、左右については右利きの場合で表現しています。左利きの方は、左右を逆に読み替えてください。

タイプ① トスだけに集中しすぎている

サーブを打つとき、

「トスをこの位置にきちんと上げなきゃ…」

「腕はこうしてタイミングはここと合わせて…」

というふうに

トスばかりに意識が集中しすぎていませんか?

このケースはなかなか多くて、

身体の使い方」というより「意識の問題」で上手くいってないパターンです。

なかなか上手く上がらないと意識がそっちに集中してしまうのも当然といえば当然ですが…

それが逆効果になって、余計に上手くいかなくなってしまいます。

これに当てはまっている場合の直し方はコチラ。

このタイプの治療法
トスをする左腕(左手)ではなくて、スイングする右腕(右手)に意識を向ける。

発想を転換させましょう。

トスに集中しすぎるのは、言わば

目的と手段が逆転してしまっている」

状態です。

トスはあくまで手段。

○ インパクトがしやすい位置にボールを持っていくためにトスを上げる
× トスを上げるためにトスを上げる

というのを思い出すことが大切。

ですので、こういうふうに考えてみてください。

  • スイングの軌道とインパクトの形をイメージする
  • そこに向かって自然とボールが吸い込まれる感覚でトスを上げる

これ、小学校や中学校で経験したアレと同じです。

校庭に石灰で白いラインを引くとき、後ろ(ライン引き)を見ていると線が曲がってしまうけど、前(目的地)を見て引くと真っすぐな線を引けましたよね。

それと同じようなものです。

この例えでいうと、

  • ライン引き=トスをする左腕(左手)
  • 目的地=スイングの軌道上にあるインパクト

です。

「目的地」を意識してトスを上げてみましょう。

noren

トスが安定している人は、トスではなくその先をイメージしてます!
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タイプ② ヒジを使ってトスアップしている

肘を曲げ伸ばししながらトスを上げていませんか?

トスは、肘を使って上げるのはNG。

それだとどんな上手な人でも、安定してトスアップするのは難しいです。

これに当てはまっている場合の直し方はコチラ。

このタイプの治療法
左腕をピンと伸ばしたままトスアップ。最初に構えた時すでに腕を伸ばしておくのがおすすめ。

左腕は、「肩から先が一本の真っすぐな棒になっている」ように使いましょう。

プロ選手も、一人残らずボールを放すときは腕が伸びています。

中には、A.ズベレフ選手のように

  1. 構えた後に一度ラケットを少し持ち上げ、左腕をたたむ
  2. 後ろ足(右足)体重にする時に左腕を伸ばす
  3. 左腕を伸ばしたままトスアップ

というように、「一旦ヒジを曲げる」動作を入れる選手もいます。

その場合でも、左腕を上げ始める前にはもう腕が伸びた状態にしているわけです。

トスが安定しない方は、もう最初からずっと腕を伸ばしておくほうが良いです。

そのためには、

最初にラケットを低い位置にセットして、左腕も伸ばして下ろしておく

というのがオススメ。

そうすれば、あとはそのまま腕を上げるだけになります。

noren

なるべく動きはシンプルにした方が崩れにくい!

タイプ③ 左手でボールを握っている or 掴んでいる

トスを上げるとき、

「ボールが手にくっついたように離れず、トスが上手く上がらない」という感覚はありませんか?

この場合、間違いなく手や指に力が入っています。

ボールは、左手全体を使って握ったり、指に力を入れて掴んだりしては絶対ダメ。

これに当てはまっている場合の直し方はコチラ。

このタイプの治療法
ボールは、指の上に乗せるだけにする。

余計な力を抜くコツは、

  1. 掌にボールを乗せずに、指だけでそっと支える
  2. ボールを持つ左手の掌側を上に向けておく(手の甲側が下を向く)
  3. そのまま上にあげていって、ボールをそっと上に置きに行くように放す

です。

手首を使わないこと
手首を使って上げるとコントロールが定まらないので注意しましょう。

noren

上に放り投げるんじゃなく、あくまで「置きに行く」イメージ!

タイプ④ ボールを放す高さが毎回バラバラ

トスを上げるとき、

ボールを放す位置(高さ)が毎回バラバラになっていませんか?

これだと、トスは必然的に「あっちこっち」へ行ってしまいます。

これに当てはまっている場合の直し方はコチラ。

このタイプの治療法
ボールを手から放すタイミングを一定にする。左手が顔の前あたりに来たときに放せばOK。

きちんと放す位置を意識すればすぐに慣れますので、安心してください。

ちなみに…

リリースポイントが低すぎたり高すぎたりすると、別のデメリットもあるんですよ。


ボールを放す位置が低すぎるデメリット

トロフィーポーズがきれいに取れません。

トスアップの後に、左腕がしっかり上まであがらないからです。

そうなると、トスだけじゃなくインパクトも安定しないですし、威力もコントロールも下がります。

トロフィーポーズはとっても大事なところなんです。

ボールを放す位置が高すぎるデメリット

トスが極端に低くなってしまいます

物理的にボールを上にあげにくいからです。

もしくは、身体のかなり後ろのほうに上がってしまって無理な体勢になるでしょう。

手に力が入っていると、ボールが手から離れずにこういうトスになることが多いです。


noren

ボールを放すタイミングも、腕が曲がっていると安定しないですよ!

タイプ⑤ トスに完璧を求めすぎている

トスを上げるとき、

「絶対にこの位置にトスを上げなきゃ…」

「ちょっとでもズレたら打っちゃダメ」

というふうに

トスに対して高い理想にこだわり過ぎていませんか?

少しくらいの誤差は、スイングで帳尻を合わせてしまったほうが良いです。

これに当てはまっている場合の直し方はコチラ。

このタイプの治療法
トスが後ろ過ぎたり前過ぎないように「おおよそ狙ったところ」に上げる意識を持つ。

安定したトスはもちろん大事ではあるんですが、完璧を求める必要はありません。

寸分の狂いもなく上げるような精度は必要ないんです。

ある程度ズレたって、きちんと打てますので。

そのくらい楽に考えておいたほうが、リラックスできて案外トスアップが安定する可能性があります。

トスの「許容範囲」をある程度広くするために必要なのは、

右腕が正しい動き・スイングをしていること

です。

具体的に言うと、

  1. 右腕がしなるようにリラックスしていて、ヒジから先にボールに向かう
  2. フォロースルーを「右方向~右斜め上方向」に向かってしっかり取る

ということ。

これだけ意識できれば、トスに合わせてしっかりと打ちきれます。

「そんなの難しいよ!」

という方は、とにかく

肩、肘、手首が柔らかく動くイメージを思い浮かべるだけでも全然違います。

noren

イメージの力は思っているより大きいんですよ。

まとめ:トスは大事。だけど考えすぎずシンプルに!

以上が、トスが上手く上がらない方の「5つのタイプ」とその対策法でした。

大事なポイントをまとめます。

  1. トスだけに集中しない。あくまで自分のスイング、インパクトを第一に考える
  2. 構えからトスアップまで、ずっと左腕を伸ばしたままにする
  3. ボールは指の上に乗せるだけ。手首を使わずそっと置きに行く
  4. ボールを放す位置は顔の前あたり。高すぎ、低すぎはデメリット多し
  5. 完璧に上げようとすると力が入る。おおよその位置でOK

自分に合った方法でトスを安定させて、リズム良く、気持ち良くプレーしましょう!

リズムが良くなるとサーブのコントロールも威力も上げられるし、プレー全体も良くなることが多いですよ。

今回はここまでです:)

また来てね

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