「勝ちまでが遠い…」試合で集中力が続かないときにやること5選

この記事では、

試合で最初のほうは調子が良いのに、途中から「あと○○ゲームも取らないといけないのか。。」ってなって集中力が続かない…

別のことをぼんやりと考えだしてしまって、ボールに対する反応が遅くなって結局負けることが多い…

というメンタル面の悩みの解決法をシェアします。

以前書いた、↓「いつも序盤で調子が出ない」の逆パターンですね。

試合の序盤で大量リードされないために「4ポイントの使い道」を考えてみよう

noren

どっちもよくある悩みだね

そうなってくると、身体が思うように動かなかったり、打つショットに迷いが出たり。

それで変なミスが出たり、甘いボールを決められてしまったりというのが増えますよね。

簡単にポイントを取れない相手ほど、不安な気持ちが出てきてしまいますよね。

全部、めちゃくちゃ分かります。。

そこで役に立つのが

「マインドフルネス」

です。

この記事を読めば、「試合で勝ちたい気持ちが強いのに上手くいかない」モヤモヤを払拭するきっかけを掴めますよ。

3~4分で終わるので、お付き合いよろしくどうぞ。

“今ここ”に集中して”未来”を遮断せよ(マインドフルネス)

「あと何ゲーム取ればいいんだ…」っていうのは、

「勝ってゲームが終わる」という「未来のこと」が気になってしまう

っていう状態ですよね。

noren

ゲーム終盤で「勝ち」が近づいてきたときも、同じことが起こりやすいよ

こうやって「未来」に意識が向いた瞬間、「今ここ」に集中していない状態になってしまいます。

つまり、裏を返せば「今ここ」に集中さえできれば良いと。

その目的にバッチリ100%ハマるのが、「マインドフルネス」です。

「マインドフルネス」って?
過去や未来に対する感情から抜け出して、「今この瞬間」「目の前のこと」に意識を集中した状態。

これって、テニスに限らず人生においてもかなり大事な考え方だったりします。

とは言っても、

「それができたら悩んでねーよ!」

ってなりますよね。

まぁ急かさず次の章に進んでくださいな。

「具体的にやること」を明確にしていきます。

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「マインドフルネス」の具体的なやり方5選

試合で「今ここ」に集中力を持続させるための方法を挙げていきますね。

先に大事なポイントとして概要をお伝えしておくと、

「五感に意識を集中させること」

です。

さすがにインプレー中は忙しくて難しいので、ポイント間とかゲーム間で意識的に時間を取って実践してみてください。

noren

そっと目を閉じてやってみてね

1.「呼吸」を意識する

いつも何気なくしている呼吸も、意識すれば「今ここ」に集中できます。

ひとつひとつの動作に感覚を集中させてみましょう。

  • 鼻や口から空気が入って肺へと流れていく感覚
  • 吸い込んだ空気が鼻や口から出ていく感覚
  • 呼吸に合わせてお腹が動く感覚

noren

無理に深呼吸しなくても、自然な呼吸でOKだよ

2.「聴覚」を意識する

耳から入ってくる「音」に集中してみましょう。

すると、気づいていなかったものも含めて色んな音があることが分かります。

  • 自分が呼吸している音
  • 鳥や虫の鳴き声
  • 風が吹く音
  • 木々や草が揺れる音
  • 外で車が走っている音
  • 他のコートから聞こえる打球音
  • コート外の人の話し声

3.「触覚」を意識する

手足や身体の感覚に神経を集中させてみましょう。

ふだんは気にも留めないような隅々まで意識を向けます。

  • グリップやスロート、ガットの手触りや傷み具合はどうか
  • 服は肌のどの辺りに触れていてどんな感触か
  • 立っている両足にかかる重心はどんなバランスか
  • 座っているときにお尻とベンチが接している感触はどうか
  • 汗が肌に浮かんだり流れている感触はどうか

4.「視覚」を意識する

まず目を閉じて、目の前の「暗闇」をじっと観察してみます。

そうすると、暗闇のなかにも模様みたいなものが浮かんだり移動したりするのが分かると思います。

次に目を開けて、見える景色を観察します。

  • 足元のオムニコートの芝はどんな色か
  • 砂の一粒一粒がどんな質感か
  • 空はどんな色で雲はどんな形か
  • ラケットの形や模様、傷み具合はどうか
  • ガットは何ミリくらい擦り減っているか

細かいところまで感覚を行き渡らせましょう。

5.「味覚」を意識する

コートチェンジのタイミングで水分補給しますよね。

水を飲む動作でも、「今この瞬間」に集中することができます。

  • スポーツドリンクはどんな味がするか
  • 口に含んだときの冷たさはどのくらいか
  • 食道を伝って身体の中に入っていく感覚はどうか

以上、5つのアクションを紹介しました。

全部をきっちりやる必要はなくて、

  • ポイント間に数秒間目を閉じて聴覚に集中してみる
  • ポイントに向かうときに相手やコートをよく観察してみる
  • ゲーム間にしばらく目を閉じて呼吸に集中してみる

みたいな感じで、自分のペースでやれそうなことで大丈夫です。

試合の合間にじっくりやってみても良いですね。

大事なのは、

五感に集中することで自然と「先のことを考えずに今この瞬間にいられる」

というのを感じること。

騙されたと思って一回やってみてください。

マインドフルネスの効果が思った以上であることに驚くはずですよ。

noren

医学でも取り入れられているくらい、科学的に効果が認めらたものだからね

まとめ&関連記事

今回は、「試合中に集中力が続かない」の改善のしかたについてお伝えしました。

ポイントをおさらいしましょう。

  1. 集中できないのは意識が「未来」に向いてしまっているから
  2. あるがままの「今ここ」に集中すれば雑念が消えていく
  3. 普段は気にも留めない細かい部分まで「五感」に集中する
  4. ポイント間、ゲーム間、試合の合間で意識的に時間を取る

それと、試合でもっと自分の本領を発揮したい場合は↓の記事もオススメです。

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先のことを考えてしまうと、

noren

これホントに勝ちきれるんか自分??

みたいな不安感とか雑念が急激に込み上げてきたりしますよね。

反対に、五感に集中して「今ここにいるありのままの自分」にフォーカスできればそういう雑念はかなり減らせます。

「余計な感情」どもが逆に戸惑うくらい、スキのない集中力を磨いていきましょう。

今回はここまで!

またきてね:)

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