テニスのメンタルトレーニング①:楽しむことを忘れたら終わり

returning posture

練習でも試合でも、いつもテニスを最高に楽しんでますか?

今回は、「メンタル強化企画」第一弾として

  • 短期メンタル
  • 長期メンタル

のうち、

「短期メンタル」

についてお話ししたいと思います。

これは、簡単に言えば

いわゆるみんなが思ってる意味の「メンタル」

ってとこですかね。

堅苦しく言うならば

「試合」「ポイント」といった、短い期間の中でのパフォーマンスに直接的に影響を与えるメンタル

です。

たとえば

noren

試合だと緊張して上手く打てないよ~

とか

noren

テニスってやっぱメンタルよね

とか言うのがそれです。

このメンタルをベストな状態に持っていく方法は、ざっくり言えば

  1. 楽しむこと
  2. 自信を持つこと
  3. 集中すること

の3つ。

順を追って説明していきますね。

「思ったことは全て現実になる」が大前提!

短期メンタルで一番重要なものは、

楽しむ心

です。

これが土台。

その上に、全てのものが乗っかります。

その理由は、「思考は現実化する」という法則にあります。

「人は自分が思った通りの人間になるよ」

ってやつですね。

noren

けっこう有名な言葉なので、きっと耳にしたことありますよね。

これは、どうやら

人間の力ではどうにも抗えない自然の摂理

のようなものらしいですよ。

そのため、あらゆることに通じます。

身近なところでちょっとした例を考えてみましょうか。


想像してみてください
月曜の朝。あなたは、会社に行くために眠い目を覚ましました。しかし、前の日に夜更かしをしてしまったあなた。強烈な眠気が魔物のように襲いかかってきて、ベッドから抜け出す気力がちっとも起きません。
sleepy cat
眠いときの目

この時、「しんどいけど起きて準備しないと…」と思ったあなたが2時間後にいる場所は…

そう、会社です。

反対に、「うーん…今日はもう休んじゃえ~!」と思ったあなたが2時間後にいる場所は…

そう、布団の中です。

というように、思った通りの現実が手に入るわけですね。


ちなみに、

  • 「会社に行く」
  • 「会社を休む」

の、「どちらが良い」という話じゃありません。

欲しい現実を自分で選んで思い描けば、その通りになりますぜ

ってことです。

なんでもそう
人間関係、仕事、恋愛、人生などの深いテーマでも、全てこの原理が当てはまってきます。

noren

…そうは言っても、「明日から億万長者!」と思ったってそうはならないんじゃね?

と感じたでしょうか?

ふんふん、確かにそう思えるところですね。

これは僕の解釈ですが、

  • 自分はそうなるんだ!
  • 自分はそうなりたい!
  • 自分はそうなれるぞ!

というのを

本当に心から思ってはいない

から、ならないんです。

仮に、「20年後に必ず億万長者になるぞ!」と思った人がいたとしましょう。

もし本当に20年ずっとその意志を強く持ち続けられたら、その人は実際に夢を叶えるんじゃないでしょうか。

その思いがある限り、実現のための行動を20年間続けるはずだからです。

「無理だ」と思った瞬間に、その行動は途絶えます。

hand in front of the sun

つまり、

今の自分=自分が今までに心の中で本当に思ってきたことが現実化した人物

ということ。

noren

良くも悪くも、です。

「確かにそうなってる…!」

と、僕自身は常々実感してます。

「そんなことない!私は違う!」

と感じる方もいるかも知れません。

しかし自分に正直になって、表面でなく本質をよくよく見直してみると、どうでしょうか。

本当は自分が思った通りの道を進んできた感じがしませんか?

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自分の感情はポジティブなほうを意図的に自分で選ぶ!

この「思考は現実化する」という法則が、テニスにもバッチリ当てはまっているんです。

実際にあてはめてみましょう。

すると

自分の心の中をポジティブな感情で一杯にすることこそ、良いプレーの源

ということになります。

理由は簡単。

心の中で、次のうちどちらのセリフを言っている人のほうが良いプレーができそうでしょうか?

セルフイメージの台詞
セルフイメージが現実を作ります。これ本当です!

答えは明白ですよね。

絶対に押さえとかなくちゃいけないのは、

自分でどう思うかは全て自分で選んでいる

ってことです。

つまり、

  • 緊張して上手くいかない
  • 思うように打てない

というように何か「上手くいかない」ことに直面したとき、

  • 現実に感情を流されて「ダメだ」と落胆するのも自分
  • それでもポジティブな感情を切らさず「いける」と思うのも自分

というわけです。

とは言っても、「現実に感情を乱されない」というのは、分かっていても難しいものです。

noren

頭では分かっているけど、実際にはそんな風に思えないよ…

という時も、人間ですのでもちろんあります。

そんなときは、

今、マイナスな感情になっちゃってるな。このままじゃプレーは良くならないわけか、なるほどなるほど。

と、思い出すことさえできればOK。

この意識が持てるか持てないかには、天と地ほどの差があります。

noren

ここが、メンタルが成長するかしないかの分かれ道!

常に「自分で選ぶ」という意識があれば、前向きな状態の時間が増えていきます。

すると徐々にそれが身体に染みついて、

「そっちのほうが普通」

という状態に変わっていくのを体感できますよ。

この考え方はあくまでベース
「楽しむ」だけで全てが解決する訳ではありません。より踏み込んだ話は第2回「長期メンタル」で解説します。

「勝ちたい気持ち」の落とし穴にはまらないようご注意を!

ここで一つ疑問が生まれませんか?

「思ったことが実現する」は分かった。じゃあ、

試合で勝ちたいなら「楽しい」より「勝ちたい」って気持ちでいたほうが勝てるんじゃねーの?

っていう疑問です。

僕自身の経験から言うと、半分正解、半分間違い

もちろん、勝負なので勝つつもりで挑む強い心は大事です。

ところが

「勝ちたい」という思いだけが先行していると、厄介なデメリットが生まれます

勝ちたい気持ちの落とし穴
「ミスしたくない」「ポイントを失いたくない」という気持ちが強くなりやすい。結果、身体の動きが硬くなって、かえって思うように打てなくなってしまう。

この「気持ち悪さ」、経験ありますよね。

noren

勝利への執着心は、意外と扱いが難しい「諸刃の剣」!

ですので、どちらかというと

「勝利を強く意識する」

ではなく

「自信を持って自分のプレーを楽しむ」

という気持ちにフォーカスすることをオススメします。

すると、このデメリットに悩まされにくくなりますよ。

「楽しむ」といっても、「面白おかしく」とはちょっと違います。

「おふざけ」をして緊張をごまかそうとしたところで、「強メンタル」行きの切符は手に入らないです。

「集中力」が必要
身体中のアンテナがピンと立ったような感覚で集中。「楽しい」「もっと打ちたい」と身体が言ってくるイメージ

以前、何かの本で

「緊張の反対はリラックスではない。緊張の反対は集中だ!」

というのを読んだことがありますが、その通りです。

楽しむ心をベースにして集中力が高まっている時に、良いプレーができることが多いと感じます。

noren

もちろん、遊び心を持つことも大事!

脳に良いクセをつけよう!メンタルがプレーに影響を与える3つの代表例

「メンタルがプレーに直結している」というイメージがもっと沸くように、

  • きっと多くの方が経験しているであろう実例
  • それらのケースに対する考え方

について触れておきましょう。

1.まくられるケース

よくあるのが、試合でゲームカウント5-3とか4-1などでリードしていながら、そこから一気にゲームを連取され逆転されるというパターン。

これは、

「あと1ゲーム、2ゲーム取れば勝てる!」

という状況になったことで、「勝ち」を変に意識してしまっている状態です。

この時はメンタルを整理し直さないといけません。

でないと、それまで打てていたショットが打てない、入らない、ポイントが取れないという地獄の時間が続きます…。

2.開き直れたケース

反対に、ゲームの中で0-40だったり、セットの中で0-4など大きくリードされた場面。

そのとき思い切って伸び伸びとプレーができたという経験もありませんか?

これは圧倒的な劣勢に立たされたことで失うものがなくなって、逆にプレッシャーから解放されて「楽しむ心」が戻ってきたという状態です。

3.ゾーンに入ったケース

緊迫感とワクワク感が同時にあって、身体がビリビリと痺れるような異様な集中力に包まれている。

そんな感覚になったことはありませんか?

これは、「ゾーンに入る」と呼ばれる現象ですね。

自分よりレベルの高い人を相手にしていて集中力が高まっている時に起こりやすいです。

個人的には、

「緊張」「集中」「快楽」という要素が何かの拍子に黄金比でブレンドされた特殊な状態

という印象を持っています。

このメンタル状態にいる間は、頭であれこれ考えなくても身体が上手く反応してくれます。

「良い状態の心を自分で作るぞ!」という意識が大切!

こんなふうに、プレーの内容はいつでもメンタルによって支配されています。

さすがに「いつでも意図的にゾーンに入る」を目指すのは現実的じゃないです。

だけれども、少なくともテニスを「楽しむ」ことは、自分の考え方次第でいつでもできます。

  • ボールを打つあの感触
  • テクニックの奥深さ
  • 色々な人たちとの関わり合い

こういったものに魅せられて、僕たちはテニスというスポーツを楽しんでいるのだと思います。

その原点を忘れずにいれば、いつだってワクワクしながらプレーができる。

自分の心が楽しい状態でいれば、身体はきちんとそれに反応して良い動きをしてくれるものです。

この意識を続けていくと、「良いクセ」がついてきます。

「練習の環境」「試合の状況」などの外的な要因に左右されずに自分のプレーを楽しむ

というクセです。

それが定着すれば、本番で出せる力が大きくなることは想像できますよね。

僕も昔は「緊張しい」でしたが、

「視野を広く持ってテニスを楽しもう!」

というメンタルを身につけてからは、試合に対する無用な気負いは無くなりましたよ。

noren

とにかく、テニスを通じて積極的に自分を楽しませること。そこに集中しましょう!

まとめ:自信を持って自分のプレーを楽しむことに集中しよう!

今回は、メンタル強化企画①として

「短期メンタルの意味とその作り方」

についてお話ししました。

要点をおさらいしましょう。

  1. ポジティブな心がプレーに最も良い影響を与える
  2. 自信を持って自分のテニスを楽しむ
  3. 楽しみつつ集中力を高めていくと、自分の力を出し切れる
  4. 現実に感情を振り回されずに、自分でポジティブな心を作るクセをつける

いざ本番では、これ以上に自分のベストを出し切れる「メンタルの裏ワザ」みたいなものは…

正直ありません

ナダル選手のように、オリジナルのルーティンを作ることなんかも良いとは言われています。

でも、根本的な意識の部分に改善の余地があるのなら、そこを変えていかないと試合で満足に戦いきることは難しいでしょう。

自信+快楽+集中。

試合に持っていく感情はそれだけにしましょう。

そうすれば、「緊張」は必要なぶんだけ自然に沸き起こってきます。

noren

無理に「緊張したくない!」と思う必要はないので、安心してくださいね。

さて次回は、

見落としがちだけどめちゃくちゃ大事な「長期メンタル」

について解説します。

こちらも忘れずに鍛えていけば、試合でのパフォーマンスがより安定しますよ。

ぜひチェックしてみてください。

それではまた!

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